『アライアンス・アライブ』体験版をプレイした感想

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残念ながら6月22日に発売延期になってしまった『アライアンス・アライブ』
が、当初の発売日3月30日に体験版が配信されるという嬉しいお知らせが。(≧▽≦)

公式サイトはこちら⇒アライアンス・アライブ公式サイト

幻想水滸伝好きの私は村山さんの名前に釣られてまんまと今作に興味を持ったわけですが、知れば知るほど期待は増すばかり。
前作(厳密には違うけど)『レジェンドオブレガシー』も好きだったので、俄然楽しみになってきました。

この体験版では本編序盤を遊べる、とのこと。
序盤って戦闘の魅力が伝わりづらい気もするけど。(-_-;)
・・・とりあえずプレイしてみます。

体験版の感想

『アライアンス・アライブ』体験版プレイの感想を項目ごとにまとめてみました。
ストーリー、フィールド(街・ワールドマップ)、戦闘、ダンジョンについて記載。
最後に、全体の感想をちょこっと。

ストーリー

千年前、魔族の侵攻を受けた世界。
その際に施された「大結界」により発生した「黒き流れ」と呼ばれる海流に大陸は分断され、「青い空」も失われてしまいました。

そのまま魔族に支配されることとなった人間たちでしたが、抵抗の炎は潰えず──。
・・・と、ここまでがプレストーリー。

物語の始まりの地となるスヴァルナは「大結界」の影響で雨が降り続く街。
当然「青い空」を見ることはできません。

主人公は「青い空」に憧れるアーシュラと幼馴染のガリルの二人。

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アーシュラに振り回されて、ちょっと頼りない感じのガリルくん。
彼の成長が描かれていく王道路線でしょうか?

ある日、アーシュラのお父さん・ワイアットがリーダーを務めるレジスタンス組織「夜鴉」のお使いを頼まれた二人。

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これ自体は諜報ギルドに書状を届けるだけの簡単なお仕事なのですが、

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あからさまに何かありそうな感じで・・・不安だ。(-_-;)

目的地の諜報ギルドにはすぐ到着(お仕事も早々と完了)。
そこでお仲間のレンツォからもたらされた新しい遺跡発見の報。

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この遺跡に「青い空」の絵があると知ったアーシュラは、

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その遺跡「閉鎖美術館」へ向かうことを提案(というかすでに決定事項?)します。

警備の妖魔(魔族に仕える者)の眼を掻い潜り「閉鎖美術館」に侵入した二人。

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数々のギミックを解いて辿り着いた部屋でついに「青い空」の絵を発見。

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真っ青な美しい空ですね。
一緒に描かれているのは何だろう? 何かの乗り物?

が、そこへ噂の魔族の大物が登場。

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抗おうとするも力の差は歴然。
彼の渾身の攻撃を一身に受けたアーシュラは、

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「見てはならぬものを見た」として視力を奪われてしまいます。

街へ戻った二人。
新たな旅立ちを前にガリルはアーシュラに誓うのでした。

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と、体験版でプレイできるのはここまで。

ストーリー展開はまさに王道といった感じですね。(*^^*)
公式サイトによると9人の主人公の物語を順に追っていく形式みたいなので、他の主人公ではまた違った雰囲気の物語になるのかも。

ひとつ気になったのがムービーイベントの会話が自動送りされること。
文字を読むペースは人それぞれだし、ボイスなしの今作ではあまり必要ない気がします。
製品版では自動と手動を切り替えできるようになっているといいなぁ。

あとは、潰れて読みにくい文字があった(員を貝と間違えた)のとか。
体験版でもイベントスキップ(一括)が使える親切仕様は◎。

フィールド(街・ワールドマップ)

まずは、街中のマップ。

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しばらく放置していると街全体の表示になり、キャラを動かすとズームします。
これは前作『レジェンドオブレガシー』と同じ作り(面影はこれくらいだけど)。

建物に近付くと、中に入れる施設の場合は上のように案内が出るので便利。
一応、下画面にも簡易マップがありますが簡易すぎていまいち使い物にならない。(-_-;)

宿屋で可能なセーブはなんと一枠!!
・・・体験版だから、だよね。
製品版でもこれは、ちょっとあり得ないかな(前作でも二枠あったのに)。

民家の棚などを漁ると、アイテムやお金が手に入ることも。

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やっぱRPGはこうでなくっちゃね。(^^♪
・・・にしても、ガリルってばネコババしといて失礼な言い草だな。
キャラを変えると反応が変わるのも面白くていいですね。

酒場にあった光る場所を調べると「秩序の石」なるものをゲット。

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これがあると全滅した時に再戦したり、撤退したりできる救済措置アイテムです。
他にも、ケイオシウム結晶(ワールドマップでも見つかる)なる交換アイテムもあり、上述した民家漁りなどと合わせてマップを隅々まで調べたくなること請け合いです。

お次は、ワールドマップ。

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程よく高低差のある作りで、シンボルエンカウント制。
カメラはLRボタンで回転、やや使いづらいです。
下画面のマップはこれまた簡易な作りですが、街マップよりは使えます。

フィールドでは協力組織であるギルドの支配エリアに入ると戦闘中、援護を受けられるメリットがあるようです。
今回の体験版ではあまり恩恵を感じることはできませんでしたけど(パーティ二人なので戦闘がすぐ終わる)。(^-^;

街を出る際に「水場には近づくな」と云われたのですが、

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水場に浮かぶ黒い影からぐーんと伸びてきた手により捕獲された。
こういうことだったのか・・・にしても、ちょっと伸びすぎ。( ;∀;)

登場したのはこちらの如何にも強そうな魔物。

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絶対ヤバイ、と思ったので速攻逃げちゃいました。(^-^;
けど、機会があればもう一度挑戦してみようかな?

戦闘

体験版では、ガリルとアーシュラの二人パーティでの戦闘。
最大で5人使えるという今作の戦闘ですが、この体験版ではよく分からないかな。(^-^;

戦闘はまず、陣形を選択することからスタート。

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体験版では最初、自動で「雁行陣」が選ばれます。
前列のガリルに防御+25、後列のアーシュラに攻撃+25の効果がある陣形です。

陣形はBボタンから変更可能ですが、当面はこのままがおすすめ。
他の陣形にすると、ちょっとダメージが痛いかも。
さすがに『レガシー』のように盾キャラ必須というほどではないですが(何せ二人だし)。
・・・実は、盾を購入してから出掛けたことは内緒。(^-^;

戦闘の肝となるのは、こちらの覚醒システム。

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敵に攻撃を加えた時に確率で新しい技を閃くことがあります。

体験版の特別仕様かもしれないけど、覚醒率は高めな印象。
最初の戦闘でガリルが3つも新技を閃きました。
もしかしたら「新技覚醒」のタレントが習得済みになっているからかも?

タレントとは、いわゆるスキルみたいなもの。
戦闘で得られるポイントを使って習得していきます。

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体験版ではいくつかのタレントが習得済みになっていました。
上で触れた「新技覚醒」もあらかじめガリルが習得していたもの。
これは凄い効果あるのかも、なんて期待したけど最終的には習得していないアーシュラの方がたくさんの技を閃くという残念な結果に終わりました。(^-^;

おすすめタレントは毎ターンSPが1回復する「継戦能力」。
1と侮ることなかれ、前作同様HPは戦闘終了と同時に全快するので、いざという時には雑魚戦を繰り返してSP回復することができる優れものですよ(←セコイ)。

タレント習得に必要なポイントは「連戦」で多く手に入るそうです。

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近くに複数の敵シンボルがいる状態で戦闘に突入すると「連戦」に。
「連戦」では一戦終わってもHPが回復しない、撤退できないなどのデメリットの代わりにポイントにボーナスが付くメリットがあります。
腕に自信があるなら、積極的に狙ってみるといいかも。

アイテムは装備しないと使えない昔ながらの仕様です。
一応、早い段階で装備すると全アイテムが使えるようになる便利アイテムが手に入るのですが、それでも最近のユーザーさんに受け入れられるかは未知数ですね。(-_-;)

最後に、戦闘についてひと言──。
体験版ラストバトルとなるグロッサとの戦闘が強制敗北戦闘ってどういうこと!?

ダンジョン

体験版で探索するのは「閉鎖美術館」というダンジョン。
ギミック解除が主体ですが、そういえば最近少ないですね、こういうの。

例えば、像が発する光を切り替えて道を切り拓いたり、

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絵画から宝箱をゲットできたり、魔物が飛び出してきたり。

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こちらの愛らしいアザラシも可愛い顔して飛びかかってきますのでご用心ください。(^-^;

感想まとめ

古き良きRPGの要素を集めて、それを上手くまとめている印象。
ただし、目新しさはほとんどなく、全てにおいて既視感があることは否めません。
RPGに何を求めるか、これにより今作の評価は大きく変わるのではないかと思います。

昔ながらのRPGの楽しさがたくさん詰まっているので、それが好きなら買い。
昨今の美麗グラフィックや洗練されたシステム回りなどを求める方にはあまりおすすめできないかもしれません。

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