『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』特別体験版をプレイした感想

6月29日発売予定の『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』の体験版が配信されたのでプレイしてみました。

公式サイトはこちら⇒『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』公式サイト

こちらの体験版は二つの平行世界「正伝」と「異伝」の1章クリアまでと新シナリオ「亜伝」の1エピソードを遊べる大ボリューム仕様となっております。
さらに、製品版への引継ぎもあります(特典アイテムもあり)ので、すでに購入予定の方もプレイしてみてはいかがでしょうか。

『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』体験版の感想

体験版をはじめると、まずはモードの選択画面が登場します。

選べるのは「パーフェクトモード」と「アペンドモード」の2つ。
パーフェクトモードは3DS版で追加された「亜伝」を最初からプレイ可能なDS版プレイ済みの方向きのモード、アペンドモードは「正伝」と「異伝」をプレイしたのちに「亜伝」がプレイ可能になるDS版未経験者に適したモードになっています。

私はDS版未プレイだったため、アペンドモードを選択。
・・・が、どうもこちらのモードだと「亜伝」のお試しができないみたいです。( ;∀;)
てっきり1エピソードだけは解禁してくれるんだと思ってたのに。
プレイ途中でのモード変更は不可なので「亜伝」に興味がおありの方はご注意下さいね。

続いて、難易度の選択画面へ。
戦闘が苦手で安全に物語を楽しみたい方用のFRIENDLY(リトライし放題)、適度なバランスのNORMAL(制限付きでリトライ可)、上級者向けのHARD(リトライ不可)の3択です。

こちらはゲーム内のオプションでいつでも変更が可能。
ただし、一度FRIENDLYにしてしまうと変更できなくなるようなので注意が必要です。

では、実際に体験版をプレイした感想を。

ストーリー

舞台となるのは原因不明の砂漠化が進む大陸「ヴァンクール」
残り少ない緑を巡って、東のアリステルと西のグランオルグが争いを繰り広げています。

主人公のストックはアリステルの情報部に所属する諜報員。
時間を操る力を秘めた「白示録」を手にしたことから、間違った選択を修正して歴史を正しい結末へと導くために奔走することとなります。

物語は、最初の大きな選択により「正伝」と「異伝」に分岐。
二つの平行世界は互いに影響し合っているので両者を行き来して物語を進めていきます。
異伝で不都合が起こったら正伝でその原因となる出来事を阻止して解決、といった具合に。

歴史の分岐点となる場面は「時の刻印」として白示録に刻まれるので、簡単に行き来が可能。
ただし、その際に一度見たイベントシーンが繰り返されるのがちょっと煩わしいですね。
もちろんワンボタンでスキップ可能なのですが、時間移動は何十回(下手したら百回以上)も繰り返さなければならないので。(^-^;
いっそイベント終わりを分岐にしてくれればいいのに、と思いました。

イベント自体は終始、シリアスモードで展開します。
ちょっと重いなと感じる時もありますが、題材が戦争なのでこれは致し方ないか。
登場キャラがみんな胡散臭くて信用ならない(仲間を除く)のも一因かも。

グランオルグのエルーカ姫とは体験版ではニアミスしたのみ。
彼女が今後どういうふうにストックたちと絡んでくるのかも気になるところです。

戦闘

ラジアントヒストリアの戦闘の特徴は、

  • 3×3マスに区切られたグリッド上に敵が出現
    前列に近いほど与ダメージ、被ダメージともに大きくなる
  • 敵の位置を変えるスキルを使ってまとめて攻撃
  • チェンジにより敵味方問わず行動順を変更可能
  • 連続攻撃(コンボ)でダメージ増加

仲間たちは各々、敵を左右や後列に動かしたり前列に引き出したりする技をもっています。
これらを駆使してグリッド上に点在する魔物を一か所に集めたり、攻撃する際に与ダメージの高い前列へ引き出したりといったことが可能です。

そして、攻撃順も非常に重要な要素。
味方が(敵も)連続で攻撃するとコンボになってダメージが増加します。
攻撃順番は敵味方問わずチェンジすることが可能なので、上手く攻撃が繋がるように調整することが大事(ただし、チェンジにはデメリットも)。

これらを踏まえて、いかに敵の連続攻撃を分断しながら味方の連携を図るか、どう動かしていけば全ての魔物を効率的に攻撃できるかといった戦略を考えるのが本当に面白かったです。
難易度はNORMALでプレイしたのですが、慣れないうちは苦戦することもあったり。(^-^;
けど、そのうちにグリッド上の敵を全部ひと所に集めて一気に全滅させたりできるようになって、その爽快感たるやひとしおでした。

正伝1章終わりではマナバーストも解禁。
体験版では敵の行動順をスキップする技しか使えませんがこの技だけでもかなり有用。
ただ、マナバーストゲージはやや溜まりづらいかなとも感じました。

その他(フィールドやシステム関連)

個人的にお気に入りだったのが、物語の進行によって解禁されるフィールドアクション。
新たなものを手に入れると、一度行ったマップに再び赴いて通れそうな場所を探して歩いたものです(ちょっと面倒な時もあったけど)。

特に「サーチアイ」というマップ上に隠されたアイテムを見つけ出す能力入手後は、いろんな所を巡ってひたすら宝箱を漁っていました。
その結果、一気に所持金がアップして小金持ちに。
それまでは1人分の装備を整えるのも窮するぐらい金欠だったんですけどね。(^-^;

その他、システム面でちょっと気になったところ

  • セーブデータをロードする時、最後にセーブした所にカーソルが合っていなくて不便
  • ダンジョンなどで下画面にマップが出るが、簡易すぎる
    しかも、倍率が大きくて現在いるマップの全体図を表示してくれない
  • メインストーリーで特定のアイテムを複数集めたりする展開があるが、きちんと一連のイベントを完了せずに時間移動してしまうとやり直しに

あとは、時間移動するためにヒストリアに行くのを面倒に感じたことがあるくらいかな。
・・・って、それを言ったら身も蓋もありませんけどね。(^-^;
正直、何回もメニュー画面のStoryから時間移動できればいいのに、とは思いました。

感想まとめ

何度も過去や未来を行き来しながら歴史に修正を加えて物語を進めるという点に魅かれて体験版をやってみましたが、ノーマークだった戦闘が思いのほか戦略的で面白かったです。

ストーリーも未だそれぞれの思惑が読めず。
ここから先はどのような展開を見せるのか、とっても気になるところ。
きっと白示録の力を以てしても回避できない悲しい結末なんかも今後出てくるんだろうなあ。

体験版をプレイした限りでは、ほとんどストレスなくプレイできる良作といった印象。
DS版をプレイした方も、未プレイの方もお試ししてみてはいかがでしょうか。

Visited 12 times, 1 visit(s) today

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする